Dolby Atmos!(7.1ch→5.1.2ch化)

 昨年AVアンプを新しくしてから、自室のオーディオビジュアル環境をいずれはDolby Atmos化したいとは思っていたのです。しかし、天井からどのようにスピーカーを下向きに設置するか、イメージが持てずにいました。手持ちの小型スピーカー、とは言っても2kgくらいはあるそれを、斜めに取り付けるか、天井に突っ張りポールでも張ってその上に置くか…。しかし夜中に地震でもあってドカっと落ちてくるようでは困るわけです。安全第一。決定打がありませんでした。検討は進まず一年ほどが経ちました。

 5月のある日。ネットの海をさまよっておりましたら、とっても薄くて軽いスピーカーが世の中にあることを知ったのです。

 こちらの0.99kgの薄型スピーカーならば大丈夫なのではないか。メーカー名も商品名も定かではないほど怪しいブツではあるけれど、2台あわせて7千円ちょっと。試してみるのも悪くない。取り付け性や音質など、受け入れられないところがあればすぐに外せば済むことと割り切りました。Amazonから購入しました。

 届いた箱の中にはスペックを記した説明書はなく、ネットの情報が全てです。なんのこっちゃ。重量0.99kg、インピーダンスは4Ω、最大出力は40w。アンプが4Ωまではカバーしていて助かりました。

 天井への取り付けは少し試行錯誤がありましたが、写真のようになりました。木製の棚用L字形部品。ホームセンターをうろうろして、これにたどり着けて良かった。金属より軽く済むはず。荷重は、壁への3本の木ねじが受け持ちます。石膏ボード(梁の無い位置で、やむなくでした)でも恐らく大丈夫。さらに、スピーカーの壁掛け用穴に、タイトに嵌められるようにしたネジの先は天井にも入っています。ここも荷重をある程度受け持ってくれます。

 壁掛け穴は直径10mmほどとさほど大きくないので、そこだけにスピーカーの0.99kg/Nを受け持たせるのは危険。夏場にプラスチックが歪んだり割れでもしたらアウトです。なので、結束用マジックテープを壁掛け穴の反対側にきつく巻き、念のために梱包用のひもで壁掛け穴近傍も固定しました。格好良くはないですが、安全第一。もっと良い方法を見つけたら替えます。

 視聴位置からみてトップミドルと呼べる場所に、左右向かい合わせに取り付けました。これまで7.1chサラウンドのリアスピーカー用に使っていたコードをこれらのスピーカーに付けています。

 5.1.2chとしてAVR-2400Hの設定を調整し、マイクを使った自動調整で音量調整を行いました。対応ソフトを入れてみましたら、きちんと「Atmos」の表記が出ました。やったあ!

 調整の結果、以前よりも音の定位感が増したように思います。さすがに最小限の構成ですので「包まれる感じ」とまではいきません。5.1chの補強のような感じと言えばよいでしょうか、よりしっかり聞こえるようになった、というのが素直な感想です。トップスピーカーは素直に鳴ってくれて、今の所不満はありません。ものすごくお安く整えたのにもかかわらず、一発OK。有難いことです。

 これから少しずつ、音声がDolby Atmosで収録されているUHD-BDあるいはBDを手に入れて楽しんでいこうと思います。手持ちの「アンブロークン」(いわゆる反日映画としてマイナスイメージもありますが、冒頭の空中戦描写は大迫力!)BDは7.1chサラウンドのはずなのに、Dolby Atmosで再生出来て驚きました。こういう例が他にあるかも、と思うとちょっと楽しくなります。

 ちなみに、7.1.2chにするためのAVアンプは結構お高いので、当分食指は動かさない…と、…思っております……。たぶんね…。