昨日今日と連休を貰ってました。昨晩ちょっとした送別会があって会社の人たちとは会ってるんですけれどもね。近場の温泉に行ったり、甥っ子とPS3で遊んだり、読書したりとのんびりさせてもらいました。天気も落ち着いていてまことに良かった。
読んだ本は、今さらながらではありますが、乾くるみの「リピート」。数日前の道新の夕刊に大森望氏が紹介するオススメ時間SFの記事があって、それを読んで初めて知りました。
ある日の仕事帰りに書店で文庫を見つけて、装丁がキレイでイイなぁなんて思いつつ購入。帰宅して読み始めたら止まらない。その日のうちに読み終えちゃいましたねえ。読み易く、スピード感もあって途中で止めることなんて出来なかった。後味が良いかと問われれば必ずしもそうとは言い難いけど、映画化されたら面白いだろうなあと思いつつおります。「リプレイ」&「そして誰もいなくなった」と形容するのが宜しいそうで。
引き合いに出されたケン・グリムウッド作「リプレイ」について。粗筋は知ってましたが、小説そのものをしっかり読んだことがなく、この機会に読んでみようと書店で探すことにしました。車で出かけて、まずは近所の中古店に立ち寄り探してみればラッキーなことに88円で売られているではないですか。即、購入! その店に乾くるみ作「スリープ」の単行本も安価に売られていたのであわせて購入し、後のお楽しみにしようと思っております。お得な買い物が出来て非常にシアワセ。
前後しますが、「リピート」読後に乾くるみ作「イニシエーション・ラブ」が気になったので買ってきて読みました。それは昨日の話。作者の仕掛けたワナにしっかり嵌りまして、してやられました。悔しいわけじゃなくて、むしろ心地良い体験。まだ他の作品も読んでみたい作家さんです。
大寒に、久々の読書モードに突入したワタクシでございます。
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