時に2019年3月16日、土曜日。3月前半の春めいた天候はどこへやら、はらはらと雪が舞う肌寒い日となりました。夕方5時に待ち合わせて、久保田れなさんの個人撮影に臨みました。
この日は1時間ほど外で撮影し、その後スタジオで2時間ほど撮影するという進行を考えていました。ところが日没前ながら空は重たい鉛色。ほとんどマジックアワーな環境下で、レンズのF値に頼って外撮りをしました。
屋外で使用したカメラとレンズは、DC-G9とSIGMA 56mm F1.4 DC DN。以下の写真は全て現像済みで、れなさんに掲載許可をいただいたものです。
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少し青空が覗く瞬間もありましたがほとんどは曇天。しかしながら運は良かった。その後、夜になって天候は荒れ、積もるほど雪が降ったのです。
(ああ、この表情、たまらない……)(ピント甘いのが惜しい…)
歩いているだけでも寒く、20分ほどで外撮影は切り上げました。しかしスタジオ入りは午後6時の予定。あまり早すぎるのも宜しくないようで、付近のビル内にあったレストラン(「Kitchen Oeufs(キッチン うふ)」さん)に入ってちょっとした休憩を取りました。
優しい雰囲気のオーナーさんは、閉店時間間際にもかかわらず親切に迎え入れてくださりました。あれこれ話しながら過ごせた、すてきな雰囲気のお店でした。
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さていよいよ、れなさんを初めてスタジオでお撮りします。実は昨年9月にしようと計画していたスタジオでの撮影。私の仕事がたまたま休みだった9月6日に札幌へ行ってれなさんと(エルマンゴで)詳細を打ち合わせしようと段取りしていたのですが、皆様ご存知の通りその日の未明に起きた胆振東部地震に伴う道内全域停電のため、札幌行きは中止。予定は棚上げとなっていたものです。半年を経てのリベンジ。楽しみにしておりました。
場所は初めておじゃまします「スタジオシータ」(@studio_sheata )さん。個人的なサプライズが受付で(2度も)あったのですが、それはまた別の話。ビルの2階と3階のフロアが機能的に細分され複数の撮影区画を持つ、使い勝手の良いレンタルスタジオです。週末はシェア(回遊)型営業ということで、他の利用者さんたちと場所を譲り合いながら撮影するというスタイルです。
外撮りと違って、荷物を置いてゆったりとカメラを構えられるのが本当に有難い。LED灯やレフ板、無料貸し出しのグッズ類も豊富で心強いことです。コスプレ撮影の方々が多く集まるのも頷けます。多数ある撮影区画はとても一度では回り切れません。いずれまたおじゃまさせていただきたいところです。
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今回れなさんに検討をお願いしたテーマは「白と黒」。ざっくりとしたイメージのみをお伝えして恐縮ではありましたが、快く対応してくださいました。
初めに着用なさった黒衣が白い部屋に映えます。昨年リクエストしたいなと話していたブルーのコンタクトレンズも着けてくださっています。ありがとうございます。本当に嬉しかったですよ。
スタジオ内で使用したカメラとレンズは、DC-G9とSIGMA 30mm F1.4 DC DNです。以下、ピントが甘いのも含めて枚数ちょっと多めですが、写真を羅列いたします。
(↑今回、わたくし一番の好みはこちらの写真でございます!)
この時点で1時間以上が経過しています。回遊出来るのに同じような背景ばかりではもったいないですね。場所を替えながら、ピッチを速めて撮影進行!
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お次は「白」。白いブラウス、白タイツ、白い靴下を着用していただきました。
終盤です。
以上です!
れなさん、すてきな時間をありがとうございます。いつかはジャージ姿や可愛らしいメイドさん姿など、趣の異なる雰囲気でもお撮りしてみたいなあ、との想いがふくらむひと時でした。
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