恋の門

観ました。北海道では札幌劇場以外じゃ来週まで公開されないというのに、初回でせいぜい30人ほどの入りでした。こりゃ先が思いやられるなぁ。

作品は、2時間があっという間に思えるほどツルっと流れる、リラックスして楽しめる心地よいものでした。もっと難解で不条理な作品かも知れないと覚悟していたので、きちんとしたつくりに、逆に驚かされました。何がきちんとしているかと言えば、状況の説明なり妄想と現実の区別なりが、(ごく一部を除いて)わかりやすく伝わるように配慮されていたこと。ほとんど違和感を感じること無く、作品世界を楽しめました。

ほか、印象。松田龍平氏のはにかみ笑いに惚れそう。とあるシーンの髪型でハッとしました。同じ思いの人も多いかも…。若菜ちゃんには…ゴメンナサイさほどの思い入れ無し。昔は写真集とか一生懸命に買ってたのにな。おいらの心の中では時折、酒井若菜じゃなくて10年前の宮村優子だったらどう演ったかな、って勝手な置き換えを想像したりしてたくらいで…不真面目な観客ですわ。ま、それはそれとして彼女が演じた役は、意外に納得できる、リアリティのあるキャラだったなあと思います。そう感じるのは、きっとワタシが色んなことに少々疲れているからか。

あー、おほん。クスリと笑えるシーンから大笑いできるシーンまでいろいろと、楽しませるサービスが詰まった作品でありますよ。ビデオが発売されたら自分の部屋で観て、周りに遠慮すること無く大きな声で爆笑したいです。そんな気持ち。