李下に冠を正さず

爽やかな北海道の夏ってこういう日を言うのさ、という感じの今日。自転車に乗りちょっと離れた古本屋まで行き、本を物色しておりました。

気分良く’90年代の懐かしめのマンガ本なんぞをめくっていたら、突如腰のあたりでパツンと音が。調子に乗ってキツめに締めていたベルトがブラブラしています。バックルと革とをつなぐ部分が抜けてしまったのです。カシメ直すのは簡単ですが、衆人環視の中では出来ない。店内にトイレは……無い。隣接したホームセンターまで行けばトイレがあるので移動しようと前を押さえつつ歩き始めました。

ドアの近くまで行ったところで店員の視線が来て、気付きました。これは、懐に何か入れて不正に持ち出そうとしていると思われても仕方がない体勢だ!! よほど、カウンターまで行って「ベルトが外れたのです。ここで直します」と開き直ってみようかと思ったけれど、危険な賭けです。二度と来れなくなりそうな気もしたのでそれは止めて、腕でさりげなく押さえて、50円セールのワゴンやらゲームソフト棚やらを眺めつつ、ゆっくりゆっくりと外に出ました。

呼び止められることもなく、脱出成功。ほっとして腕を外したとたんにブランとベルトが垂れ下がって、ちょうど目の前にいた4、5歳くらいの男の子を驚かせてしまいました。叫ばれなくて良かった。