本日休み。ようやくポニョ観た。
思う所あるけどグッとこらえる。もう少し自分の中で寝かせてから、書く気になったら感想書きます。
ただ一つだけを書くならば、鑑賞後に思ったことを。兵器ワンサカ登場の戦争モノの中にチラリと淡い恋愛が絡むような、そんな宮崎監督の作品を拝見してみたいなあ、とゼイタクな思いを抱いたりはしました。そう、ぜひとも「妄想ノート」の系譜に連なるものを。あるいは「フッケバイン」(佐藤大輔「凶鳥<フッケバイン> ヒトラー最終指令」)みたいなのとか。様々な制約があって難しいのでしょうけれども、生も性も死も皆、本当にお描きになりたいことをご存分に描いていただきたいと思いました。
帰り、夕陽の中に雪虫が大量に乱舞するのを見る。自転車の高校生たちは揃って顔をしかめていたけれど、次の世代に命をつなぐためだけに飛翔する儚さに思いを馳せる。人とて変わらず。
ああ、もうじき降るのか、雪が。まだそんな気はいたしません。
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