2012年初めに買ったドスパラ製ノートPCのPrime QF555は今も手元にあるんですが、使用頻度は低いものでたまに泊りがけで出掛ける時くらいにしか持ち出すことはありません。CPUは(数世代前の)Core i7-2760QM、OSはWindows7で、旅先でのブラウジングくらいにしか使わない私の使い道ならばまだまだ十分な性能。なのですが、いかんせんデスクトップPCでSSDを使っていれば、システムディスクとしてのHDDの反応の遅さはもどかしくて仕方ない。マウスの反応も何となく鈍く感じてしまい、バッグにしまったままで普段使いからは程遠い状況なのでした。
さきほど測ってみましたら、システム立ち上げ(マウスポインタ傍のぐるぐるが消えて操作を受け入れてくれるようになる)までの時間は1分52秒。Windowsエクスペリエンスインデックスを確認してみれば5.9。遅いマシンなわけです。
ふと思ったのが、1月にデスクトップPCを新しくした際に余剰品になってしまった256GB SSDの存在。ストレージ用に使おうかなとは思っていたのですが他にもっと容量のあるHDDも用意したので特段使う用事がない。ノートPCのHDDは500GBで倍だし換装なんて対象外。ん、対象外? HDDの使用量はどのくらいだったっけか? よくよく確認してみたら音楽と映像のファイルを丸ごと削除すれば、250GBのSSDにクローンを作っても120GBくらいの空き領域を確保出来ることがわかりました。
早速、フリーソフト(EaseUS Todo Backup Free 9.0)を使って、外付けHDDケースを利用して繋げた250GBのSSDをクローン化してみたのです。
50分ほどであっさりとクローンの作成は終わり、いざ換装。ここからは自己責任です。
裏蓋を外し、500GBのHDDを外し…
256GBのSSDを取り付け。ラクチンな作業でした。
ちょっと緊張しながら電源を投入してみました。幸いなことに何ら問題なく、Windows7の修復ディスクによるこまめな擦り合わせ作業も必要なく、今まで通りに立ち上がってくれました。嬉しい…。使用感もきびきびしていて、マウスでクリックすればすぐに反応。生まれ変わったかのようです。
システム立ち上げまでの時間は57秒。約1分も短縮されました。Windowsエクスペリエンスインデックスは6.9。これまでネックだったディスクの転送速度はWindows7で測れる最大値の7.9になりました。これは替えた甲斐があったというもの。
CrystalDiskMarkでの測定結果を見れば、シーケンシャルリードが500MB/sを超えておりますね。他の値は大したことありませんが、もう言うことありません。これからも整備しつつ大切に使っていきますよ!
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CrystalDiskMark 5.1.2 Shizuku Edition x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo
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* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytesSequential Read (Q= 32,T= 1) : 509.313 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 260.393 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 107.949 MB/s [ 26354.7 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 8.362 MB/s [ 2041.5 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 465.436 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 245.611 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 18.672 MB/s [ 4558.6 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 8.716 MB/s [ 2127.9 IOPS]Test : 1024 MiB [C: 46.2% (105.2/227.5 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/02/08 10:59:20
OS : Windows 7 Home Premium SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
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