5年ぶりにデスクトップPCを更新いたしました。昨年末まで旧マシンをそれなりには快適に使いつつも、HDDのストレージ容量が逼迫しPCのバックアップが満足に取れない状況になっていたのです。HDDの外部増設でなんとかしていく方法もありましたが、なぜか私の環境ですと外部増設品には”早く壊れる”印象が強く、率直に申して好みではなかったのです。そんなことで、今がちょうどよいタイミングだなと思ってPCをめぐる環境の更新を決意しました。
いずれコロナ禍が過ぎ去った後、再開していくであろう私の趣味活動。中でも写真データは長期にわたり安心して収められるようにしておきたい。安心して余裕をもってRAW現像を進められるようにしたい。などと考えていたのです。
長年使い続けて使いやすくて、もう他は考えられないドスパラ製のPC。数多くの製品群の中から選びました。グリグリ動くゲームをするわけではないので、製品構成のバランスが取れていると思えた「raytrek XT」に決定。収容可能なHDD/SSDの数が多いことや、マシンの性能そのものが私の使用目的にとってはちょうどよいと思い、決めた次第です。
(上掲の写真2枚:ドスパラの商品サイトより拝借)
カスタマイズを行っての通販購入後2月20日頃には届いて、ゆっくりじっくり調整していきました。旧マシンのHDD/SSDをそのまま移し替えてデータは保全されています。使っていたアプリはすべて入れ直し。あらかじめ旧マシンでアンインストールをしておかないといけないものもあり、面倒を避けるべく事前に準備しておいたつもりでした。振り返れば、恥ずかしながら抜けがいくつかありましたね。もちろん致命的なことはなくほとんど復旧。新たに購入したソフトウェア(アプリというのがいいのかソフトウェアというのがいいのか、いまだにわからない)はPowerDVD 20 Ultraくらい。同アプリのバンドル版があらかじめSSDに入っていたのでしばらく使っていましたが、フルで諸々出来る最新版を持っていたほうがいいなと思い直し買ってしまったのでした。
わかりやすくBIOSの画面を撮ってみました。旧マシンで使っていた32(16×2)GBのメモリも規格はDDR4であったので、raytrek XTのメモリ用スロットが2つ余っていたのをいいことに挿してしまいました。「DRAM STATUS」を見れば8+8+16+16=48GBであります。古い方の周波数に合わせざるを得ず、2133MHz。いずれ3200MHz品で揃えようかなとは頭の隅に無くはないですが、この構成で遅延や不具合もございませんで快適に機能しておりますので、このまま48GBのメモリ容量の恩恵を味わっていこうと思います。
そして、旧マシンに組み込んでいた、あるいは外付けで一時期使っていた古いものもあわせてHDD/SSDの組み込み。内蔵台数を増やしていくとSATAコネクタがやや足りないので、旧マシンで使っていたSATA増設ボード(たった2つ分ですが)も引き続き使うようにしました。新しく購入した6TBのストレージ用HDDも加えシステムディスク込みで8基。その中で1TBのHDDは10年前に作られたもので寿命が近かったのか、すぐに異音を発するようになってしまい取り外しました。データを収める前で良かったと前向きに捉えます。
全7基、6+6+4+2(新マシンのシステムSSDは長く使うことを考えてM.2 SSDに2TBの容量をカスタマイズしました)+2(旧マシンのシステムSSDをストレージ化)+0.5=20.5TB。まっさらなHDDが必要になればまだまだ追加することが可能です。35mmフルサイズの高画素数なカメラを使いはじめない限り、おそらく5年は闘えることでしょう。500GB品は未来のデスクトップPC買い替えに備えてシステムのバックアップ用に回し、作業を終えたら一旦外しておくのもいいかなとも思っています。
前面のSDカードリーダーがどうも不調であったりとまだまだ調整の必要なマシンですが、楽しくいじっていこうと思います。うん、いい買い物した!
【2021/3/24追記】
書いたとおり、HDD500GB品についてはシステムのクローンコピーを行いまして、将来の買い替えに備えてケーブルを外してPC筐体内に静態保存。合わせて、どうも不調であった前面SD/USBリーダーについて、コネクターをマザーボードの隣のポートに付け替え。するとどうしたことでしょう、動作が正常になったのです! 嬉しい…。ようやくながら、完動品として使っていける喜びをかみしめております。よかったよかった。
(WIN SCORE SHARE:「ゲーム用グラフィックス」についてWindows10では0.0と出てしまう仕様)
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