このほど機会がありまして、旧知の みれちゃさん(X id:miretasu30)のポートレートをお撮りしました。2021年11月以来、1年8ヶ月ぶり。
2022年から北海道を離れていて、もうお撮りすることはないのではないかと半ば諦めていました。この夏に帰省なさるタイミングがあり、お話をいただいたものです。ありがたいことです。
使用したカメラはDC-GH6。レンズはSIGMAの30mm F1.4単焦点から始めて、割と早めに同社の16mmへと切り替え。室内での広角単焦点レンズの取り回しの良さを改めて実感し、撮影終了までそのまま使いました。
一棟貸しのレンタルスペースを室内スタジオとして、13時半頃から18時半頃まで撮影。この日の札幌は30℃近くまで気温が上がり、撮影前には結構な勢いで雨が降ったりして蒸し暑い天気でしたが、エアコンのある屋内は快適でした。外撮影を選ばずに不確定要素を減らしておいて良かった。カメラマンの私はいい感じに蒸し上がっておりタオルが離せない状況でしたが、それはそれ。望ましい環境で撮影するに越したことはございません。
RAW現像し、みれちゃさんにチェックをお願いしてOKをいただいた写真約300枚を、一気に並べます。PCのブラウザで見ると、大小緩急をつけております。画像をクリックすると少し大きめの写真が出ます。
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1階からスタート。外光の入る玄関というロケーション。擦りガラスの向こうにあるのは私の車です。機材搬入・搬出のし易さは抜群でございました。
外からドアを開けて入るところやカギ閉め、靴を脱ぐところから撮り始める「おうちデート」のイメージを描いていたのですが、雨に濡れた靴でまだら模様となった玄関は、撮影には気が引ける状態になってしまい方針変更。ロビーの窓際から始めます。
久しぶりにお会いしたみれちゃさんは2021年当時の雰囲気を可愛らしいままに維持していて、とってもキュート。撮影意欲をかき立ててくださりました。事前の話し合いで『ちょっぴりセクシーさも加えて』いこうということになりました。本稿後半にて徐々にお見せしていけるかと存じます。
念のため、みれちゃさんは成人女性です。モデルを専門になさっている方ではなく、いわゆる、普通の生活を送る一般人でいらっしゃいます。今できる精一杯で取り組んでくださった心意気を感じていただければ幸いです。
説明はこのくらいにして、進めてまいりましょう。
2階へ移動し、お着替えしていただきました。ぶっかぶかの彼シャツです。お泊りした日、みたいな感じ。
Tシャツにお着替えしていただき、改めて階段下からスタートです。そうです、おみ足方面を撮りたいのです。
ここで、Tシャツと短パンをお着替えいただきました。かわいい…
高校時代に、陸上競技などの際に着て走っていらしたという、みれちゃさん的歴史を持つショーツです。実は、2019年以来の撮影時にはアンダーウェアとして着用なさっていました。当時はみれちゃさんの要望を踏まえてショーツを見せないように撮影しておりましたが、時は流れ、公開可となった次第でございます。
真後ろからお撮りすると、ショーツの下のインナーが透けてしまいました。撮影者としては断腸の思いですが一部の写真を非公開もしくはトリミングするという判断をしました。ただ、少し軸線をずらして斜め後ろからですと光の反射の加減で問題ありません。そのまま掲載いたしております。
今回のラストは男装です。具体的なモデルのあるコスプレではありません。お持ちのカツラを活かして男装の写真もお撮りしてみたいですね、と持ちかけたことが発端です。みれちゃさんの中にある中性的な部分を、もしくは少年っぽさを写し込めているならば幸いです。
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以上です。
基本的に撮影のモデルさんとは一期一会だと思いながら接しているわけですが、もし次があったら、と夢想することが全く無いわけではございません。
今回は見送ったブルマ姿、あるいはV字のショーツ、さらにセクシーさ溢れる衣装、もしかしたらインナーとしての水着、髪型のバリエーションなど、まだまだ ”見えないし見せないけど魅せる” の範囲内で探求できることはあるような気がしています。私の飽くなき妄想に付き合っていただくのがお嫌でなければ、何年後か分かりませんが、まだもう少しだけ夢見ててもいいかな? まぁ、儚い戯言ですね。
ともあれ、今回の撮影が叶ったこと、すべてにおいて、みれちゃさんに感謝しております。本当にありがとうございます!
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