2014「春」編の完結編です。たぶん。
2日くらいかけてじっくりスピーカーを検討しておりました。とは言っても、苫小牧のHARD OFFに置いてある機種をメモしてきて大きさやインピーダンス、能率などをチェックする程度のことであります。
KENWOODかPioneerか、どちらかの小型なブックシェルフタイプのスピーカーを選ぼうと思っていました。しかしいささかデカい。部屋のレイアウト変更もやむ無しなのか、これは……。
本日仕事終わりに店へ行き、売り場をうろうろ。すると、前回来店した時には気付いていなかったモノに出会いました。PanasonicのSB-LV500です。少なくとも15年は前、20世紀の製品。1999年のグッドデザイン賞に輝いたそうですよ。
iPhoneで仕様を調べてみればインピーダンスは8Ωで、我がシステムのAVアンプは6~12Ωならば使えるので問題なし。能率は81dB/Wですが、アンプに頑張っていただきましょう。メイド・イン・スペイン。はるばる日本に来て、購入して使っていた方に大切にされて今、私の目の前に現れたのです。グローバルですねえ。何よりも、大きさが私の部屋の制約をクリアしており、現状の狭い場所にもラクチンで置けることが気に入りました。
念のため音が鳴るかチェックしてもらい、購入。発売当時の定価3万円のところ、税込み5,400円でした。安い!
安さの理由はこれ。サランネットのピンが一箇所折れて穴に刺さっていたこと。家に帰ってすぐに芯を入れて接着し、修理しました。これで元通り。あー有難いことです。
これまでは、5.1chサラウンドシステムのジャンク品を使っていました。まぁフルレンジでそれなりには鳴ってくれていましたが、今回の構成でCDやMDを聴くには力不足は否めず、なんとも辛かったのです。
SB-LV500。細長い。幅は110mm、奥行き175mmしかない! これなら今までのフロントスピーカーの設置場所にそのまま置けるのです。ちなみに高さは450mm。
こうなりました。
左右のスピーカー高さを少しでも揃えようと思い、左側のはテレビ放送視聴時に使うDENON「DHT-S311」のウーハーユニット上に置きました。さらに、少しでも音質が向上するようにとインシュレーターAT6099を噛ませてます。大きな地震が起きた時が心配ですが、しばらくこれでやってみます!
DENONの楽ちんなマイクを使ってじっくりアンプの調整を行い、今は色々確認中。CDもMDも聴こえる音が前とは全然違います。個人的に低音があまり響かないのが好みで高中音がしっかり鳴ってくれれば大丈夫と思っていますが、まさにそのような感じで違和感なく聴けます。トンがった曲をあえて聴いてみても、少し柔らかめの音色に感じます。上を見ればきりが無いですが、これまで使っていた品に比べれば断然良くなりました。これからじっくり吟味しつつ、調整出来るところは細かくいじってみましょうっと。まずは、思い通りに(おチープながらも)進んで良かったよかった。
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