心穏やかならず後編を待つ

日常

皆さまあけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。早いもので、もう5日になってしまいました。

年明けは(結果的に、ではありますが)1日、2日、4日と休みをいただいて過ごしておりましたが、1日の夜に年始ご挨拶で伺った上司宅にて日本酒をしこたま飲ませていただいたのが響き、体調低調のまま5日からはガッチリお仕事です。

そんな中で、書店でふと手にして買い求めたのが漫画「an。ne,」(アノネ、)上巻。

アノネ、(上)

アノネ、(上)

 

表紙の面積の半分以上を覆う帯に書かれていた「戦争ファンタジー」がおいらの心を引っ掻きました。親しみ易く優しげな絵柄が実に読みやすいのですが、内容は容赦なくハードです。パラレルワールドのどこかの国で、日本語の名前を持つ人々が迫害を受けます。その設定は悪夢そのもののファンタジーでもあり、もしかしたら我々が誤って足を踏み入れてしまうかも知れない未来を見せてくれているSFのようでもあり。

歴史に明らかなホロコーストを下地に描かれるであろう、今年初夏に予定されているという後編を読んだらきっと胸がしくしく痛むことでしょう。でも、必ず読みたい一冊です。同じテーマを描いた「マウス」以来、私に衝撃を与える漫画作品であります。

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