7/23 日本セーラー女子団劇場公演・久保田れなさんの旅立ち

女子団

 23日は昼過ぎに千歳でイベントがあって、そちらを拝見し撮らせていただいた写真をTwitterに上げたりして過ごした後で札幌へと向かいました。

 途中、日本セーラー女子団では最近週末恒例になっている大通3丁目でのゲリラライブのことを思い起こしました。3時半くらいから45分くらいの間に現れ、少しアカペラで持ち歌を歌い4時頃には帰ってしまうライブ。プロモーション目的なので撮影が黙認されている、女子団ファンにはたまらない魅力の小イベントです。しかしどうやら間に合いそうにない。

 ススキノ近郊の駐車場に車を入れたのが3時50分。Twitterから入ってくる情報では少し遅めに始まったらしい。僅かな可能性に賭け、カメラを持ってタクシーに飛び乗りました。大通までの数分がもどかしい。「もう終りました」との情報が入る。…ダメか?

 大通3丁目付近まで差し掛ったところで交差点に白と紺のセーラー服集団がいるのが目に入りました。赤信号で停まるタクシーから降りて、腰だめで走りつつカメラを準備します。ほとんど怪しい人です。ぎりぎり、帰り間際の彼女たちに会うことに成功しました。

 信号をひとつ見送らせてしまいつつ2分くらい撮らせていただきました。これで僕が久保田れなさんを撮影した時間は通算7分になりました。突然現れたのに「わぁー、ましゅうさん!」と歓声を上げてくれて、いやな顔ひとつせずに女子団の皆さん本当にありがとうございました。この一瞬が僕にとっては永遠です。お撮りした14枚を全て載せます。

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 もしゲリラライブに間に合っていたら、青空の下で踊る姿を写真に収めていたことでしょう。しかしこのストリートスナップは撮ることが出来なかったはずで、トレードオフな話。奇跡みたいな、彼女たちとの一瞬でした。

 

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 今回初めて開場とともに入りました。いかめしコロッケやプリンなどいただきつつゆっくり出来て良かったです。こないだ引取りを忘れたDVDもしっかりゲット。

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 DVDをヘビーにローテーションしつつ、この稿を書いてます。自分もあの場に居たことが誇らしいし、大好きな彼女たちの歌い踊る姿を、話す言葉をいつでも観ることが出来るとはとても素晴らしいこと。この時の公演に春川さんがいなかったのは残念ではありますが、サポートに入った候補生・望月希美奈さんの姿があるのは嬉しいね。しっかり踊っています。

 思い起こせば6月18日時点は初期メンバーの公演として最も安定した円熟期だと思っているので、映像記録が残されたことをとても嬉しく思います。大切に観続けます。

 

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 24日には封じられるであろう久保田れなさんの投票箱。万感の思いを込めて、最後の投票をしました。

 

 公演には50~60人くらいでしょうか、立ち見が出る状況でした。いつもの、あえていつものと書きますが高いクオリティで公演が行われたと思っています。彼女の望みどおり笑って楽しく公演をやり切る、強い意思を感じました。途中、僕は目がうるうるしてしまった時もあったけれど努めて笑顔でおりました。実際、思わず吹き出しそうになるMCを含めてとても楽しかったです。ずっとこの時間が続いたらいいのにと思っていました。

 アンコール後が圧巻でした。春川さんの卒業公演にならって、れなさんからメンバーひとりひとりに、じっくりと時間を掛けて心を込めた言葉を贈っていました。メンバーへの深い愛情を感じました。7月23日の公演は紛れも無く、セーラーテロリスト4番久保田れなさんの卒業公演でした。

 終演後、れなさんの物販列には人が途切れることがなく、日が替わって0時7分まで行われていました。2時間半ほど彼女には休憩もなくぶっ通し。頭が下がります。

 れなさんのMCで知ったことですが、16日に契約打ち切りが通告された時には翌日からもう来なくていい、と言われていた状況だったんですね。18日の春川さん卒業公演と今回の公演はれなさんから運営に頼み込んで特別に彼女の出演が実現したそうです。

 いきさつは分からないことが多いし詮索もしません。ただ、彼女同様にぶっ通しで交流会に臨んだ人がいる。ケリーホーププロダクションの社長です。チェキを撮っていた人。撮らない時は姿勢を崩すことなく直立不動で客席を向いていた。やろうと思えば、スタッフに撮影を任せることも出来たでしょう。しかしその場を離れることなく長時間にわたり撮影スタッフとしての役目を全うなさっていた。もしかしたら、僕の勘違いなのかも知れないけれど、社長なりの、ファンに向けてのけじめだったのかも知れないなと思っています。

 

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 11時台に交流を終えた私は、既に始まっていた”さくらダイニング”にてビールをいただきながら過ごしておりました。背中越しに彼女の声を聞きつつ飲める機会なんて最初で最後だ。

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 チェキは2人でのと彼女1人で撮ってもらったのと2パターンお願いしました。ありがとうね。

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 何人かに心配されましたが、22日のうちにはさっぱりした気分になっておりました。彼女の気持ちが少しずつ想像出来てきて、未来を見ていることが分かったから。このブログで記した「【私信】」は今読むとかなりこっ恥ずかしいけど、紛れも無くその時の気持ちなのでしっかり残します。

 ひとまず、久保田れなさん、三ヶ月という短い時間ではありましたが、これまでありがとうございました。楽しいステージ、交流、いつまでも忘れません。

 どうかお元気で。また、いつか、どこかで出会えますように。万事に積極的なれなさんのことだから、そんなに待たないで色んな展開を僕らに見せてくださるものと信じてます。

 

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 彼女の征く途に、限りなく光が差していますように。

 

 

 

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